年末恒例行事『大掃除』~ルーツに迫ろう~
2019/12/27
皆さん、こんにちは
クリスマスを迎えたと思ったらもう年末ですね
2019年も早いもので後4日程となってしまいました・・・
年末といえば『大掃除』ですね❗❗
一部ご家庭で恒例行事となっているかもしれません、大掃除ですが、年末の忙しい時期になんでそんな大掛かりな掃除をするのでしょうか❓
今日はそんな『大掃除の由来』を見ていきましょう
大掃除のルーツは『煤払い(すすはらい)』にあります
昔の家は家の中に囲炉裏などがあり、家中煤だらけになっていたそうです。その煤を払うことを掃除の象徴としていたようなんです。
そんな煤払いですが、旧暦の12月13日に行っていたそうです。
その日が『鬼宿日(婚礼以外は万事に大吉とされる日)』とされ、江戸城でその日に行われるようになったところから広まったそうです。
また、煤払いはただの掃除というわけではなく、お正月に神様(歳神様)を迎えるための神聖な行いでもあるそうです。
お正月に迎える『歳神様』は『農耕神』でもあるそうで、色々な家を訪れては新年を生きる力を授けてくださるそうです
現代の私達が家にお客さんを迎えるときに家をキレイにするのと同じで、昔の人は歳神様を迎えるために家中をキレイにしたんですね
12月13日に行っていた煤払い=大掃除ですが、そういった背景を知ることで毎年なんとなく行っていた大掃除もいつもと違った気持ちで行えるのではないでしょうか。
背景を知った上でやる大掃除ですが、どこをやると良いのでしょうか❓
当然、家中掃除できれば一番好ましいですが、中々忙しくて全部なんて手が回らないという方は台所・浴室・トイレなどの水回りを中心に行うとよいです
なぜなら、本来の大掃除も水回りの掃除を念入りに行なっていたそうなんです
特に台所は生きていくのに欠かせない料理を作るところであり、そこが汚いとその家の生命力と運気が落ちやすいと考えられていました。
年末忙しくて中々掃除できないという方も、『大掃除』本来の意を組んで、『台所・浴室・トイレ』だけは掃除してみてはいかがでしょうか❓