第1回『睡眠のメカニズム①』~レム睡眠とノンレム睡眠~
2019/10/09
皆さん、こんにちは❗❗心楽スタッフの近藤です
前回の記事でノンレム睡眠について触れました。
前回はノンレム睡眠について書きましたが、睡眠について色々お伝えしたいことがあります。
ということで、今後数回に渡り、人生の3分の1を占めると言われている睡眠についてお伝えしていきます
第1回の今日は『睡眠のメカニズム』について。
そもそも、睡眠とはどういう状態のことなのか、睡眠中人の体はどうなっているのか、お伝えします
睡眠には2種類あります。
浅い眠りの『レム睡眠』と深い眠りの『ノンレム睡眠』
睡眠中はこの2種類の睡眠を90分~120分のサイクルで繰り返しています。
レム睡眠中、体はどうなっているのでしょうか?
→全身の筋肉は緩んでいる状態です。一方で脳は活発に活動している状態です。
→脳は活動している状態なので、記憶の整理、定着や夢を見ます。
→呼吸は増加・浅くなり、心拍数は増加・不規則になります。
では、ノンレム睡眠中、体はどうなっているのでしょうか?
→全身の筋肉はある程度動きますが、脳・体ともに休息している状態です。
→呼吸は安定・深くなり、心拍数は安定・少なくなります。
つまり、ノンレム睡眠の状態の方がより深い睡眠に入っている、ということになります
睡眠の前半は眠りの深いノンレム睡眠がメインとなり、睡眠の後半は眠りの浅いレム睡眠がメインとなります。
だから、朝になると自然と目が覚めるのです
こうした性質の異なる睡眠が混在していることにより、
体と脳の回復を促し、睡眠のバランスを整え、気持ちよく朝を迎えることができるのです