肩こり、腰痛による時間的・経済的損失
2019/07/05
肩こり、腰痛による時間的・経済的損失
痛みの我慢は時代に逆行しています
こんにちは!心楽スタッフの近藤です
少子高齢の進む日本で色々問題となりますが、その中の一つに労働人口が減少していくことがあげられます。
労働人口が減少する中、労働者一人当たりの労働生産性を向上せることが重要となっています
慢性的に痛みを抱えている慢性疼痛の保有率は成人の22.5%とされており、男女ともに「肩こり」「腰痛」が上位を占めています。
つまり、およそ4人に1人が痛みに悩まされているということです
体に不調をを抱え、疲弊している状態が毎日続いている中ではやる気も生産性も上がるとは思えません
「働き方改革」が叫ばれている中、夜遅くまでだらだらと働く時代は終わりを告げ、いかに快適に、いかに効率よく仕事をするかが重要な時代となってきています。
職場の環境を整えても、あなた自身の体が不調を抱えていては快適に、そして効率よく仕事ができるでしょうか❔
職場の労働環境を整えることはもちろんですが、労働をするあなた自身の体の環境も整えていくことを考えていく必要があります。
近年の研究で、企業における従業員の健康問題に関するコストとして、「プレゼンティーイズム」というコストが「アブセンティーイズム」によるコストより大きいことが分かったそうです ( ..)φメモメモ
「プレゼンティーイズム」・・・出勤しているが、体の不調により仕事がはかどらないこと
「アブセンティーイズム」・・・病気や体調不良により会社を欠勤すること
つまり、仕事がはかどらないことによって「はかどらない損失」が起こり、「労働生産性が低下している」ということなのです。
出勤していても、体が不調なら、通常1時間で終わる仕事が2時間かかってしまい、その分が損失となります
「プレゼンティーイズム」は色々な疾患や病態によって生じますが、特に肩こり・腰痛などの筋骨格系の障害が大きな割合を占めています。
ガンなどの大きな病気と違い、我慢してしまう人が多く、その我慢が結果効率性を下げてしまっているのです。
我慢による時間損失は1週間で平均4.6時間との試算があり、また、経済的損失は1兆9000億円との試算も出ています(;・∀・)
痛みを我慢することでいいことは何もないということを自覚いただき、病院、整体、接骨院などご自身に合った所で治療していくことが大切だと言えます