妊娠による骨盤への影響
2019/07/06
妊娠による骨盤への影響
妊娠中~産後の骨盤
皆さん、こんにちは!心楽スタッフの近藤です
妊娠中~産後の骨盤は歪みやすいと言われます。
これは「姿勢が悪い」「筋力が弱くなっている」が共通の原因としてあげられます。
妊娠中のママがおなかの赤ちゃんが大きくなるにつれて、「反り腰」という状態になります。
お腹の重みを支えるために上半身が後ろにのけ反った姿勢(反り腰)を無意識的にとってしまっています。
この状態は腰に大きな負担がかかるため、妊婦さんは腰痛になりやすいのです。
また、骨盤が前傾することで、大殿筋というお尻の筋肉に力が入らなくなり、お尻が垂れて見えるようになります。
それ以外にも、「横座り」をするママさんも要注意です。
「横座り」は股関節がねじれ、骨盤の片方に体重がかかるため、骨盤が歪んでしまう可能性が高くなります。
普段、片側一方向のみの横座りをしている方は一度反対側の横座りをしてみてください。
もし、やりにくいと感じたら骨盤が歪んでいる可能性が高いです。
このように、「反り腰」「横座り」といった姿勢が何か月も続くことで、筋肉が衰え、習慣化した悪い姿勢によって骨盤が歪んでしまうのです。
妊娠中のこの状態が産後も続いてしまい、本来の姿勢に戻りにくくなってしまうのです。
また、産後の育児の中で、「授乳で猫背になりやすい」「おむつを換える際、片方の手に力が入りやすい」などのバランスの悪い状態になりやすく、
これも骨盤を歪ませるポイントとなっています。