赤筋繊維と白筋繊維について
2019/07/23
赤筋繊維と白筋繊維について
赤筋繊維とは・・・
こんにちは♪心楽:山内です?
今日は骨格筋についてお話させていただきますね。
前回の記事でTCAサイクルやミトコンドリアについて書かせて頂きましたが、今回も少し関連していますのでまだご覧になっていない方はコチラ
人の骨格筋は赤筋繊維(Ⅰ型筋線維・遅筋ST)と白筋繊維(Ⅱ型筋繊維・速筋FT)に分類されます。これは遺伝的要素が多く含まれ、まずは自分がどの特性なのか知ることも重要です。
・赤筋繊維の割合の高い人は基礎代謝が高く肥満しにくく、食後の熱産生が高く、細胞内のミトコンドリアが多く毛細血管も発達していて酸素を取り込む機能に優れていますので、マラソンなどの持久型運動に適しています。
・白筋繊維の割合の高い人はこれと全くの逆TYPEで基礎代謝が低く肥満しやすい、熱産生が低く、ミトコンドリアが少なく毛細血管密度も小さい。無酸素状態での筋収機能が高く、短距離走などの瞬発型運動に適しています。
これらの体質の差は遺伝子の違いであり、栄養やトレーニングの努力で割合が変化することは難しいです。
なのでその特性を学び、自分にあったトレーニングやスポーツを楽しみ選ぶことが良いとされています。
またこれは当院の患者様にもご説明しておりますが、加齢による筋力低下は避けられない事実です。
しかしその筋力低下も遅筋線維(赤筋繊維)による萎縮は速筋繊維(白筋繊維)に比べ緩やかです。
なぜかというと・・・人は筋の使用頻度が低下すると遅筋より速筋のほうが不要になるからです。
立位姿勢を支える下腿のヒラメ筋は遅筋繊維の割合が高いので加齢の影響が少なく持久能力は保たれます。
特に筋力の低下を感じ始める中高年以降の運動には有酸素運動が適していると考えられます。
当院の楽トレでインナーマッスル(赤筋繊維)を鍛えましょう!
楽トレを体験された方であればご存知かと思いますが、インナーマッスルが一度付けば萎縮していくことはアウターマッスルに比べて極めて低いです。
先程、有酸素運動が適していると言いましたが、腰痛などで身体を動かすこと自体が困難な方はたくさんいらっしゃると思います。そういった方は楽トレで鍛えて、運動のできる身体にもっていきましょう!
人は変わろうと思えば誰でも変われます。その姿勢や体型・痛み、諦めずに当院におまかせください。
患者様の変わろうとする意思を尊重し、私達は全力でサポート致します。
※楽トレは自信を持って勧めております。しかし患者様のお身体に何も変化が起きなければ全額返金補償制度を設けております。