やっかいな痛み~四十肩・五十肩~
2019/09/10
皆さん、こんにちは!!心楽スタッフの近藤です
昨日の関西は蒸し暑かったですが、関東はものすごい台風となりましたね
ゴルフ場のネットが倒されるなど、改めて自然の強大さを思い知らされました。
さて、今日は四十肩・五十肩についてです。
腕を上げようとすると肩に激痛が走ったり、寝返りを打つときに激痛がしたり、
肩が痛くなり上がらなくなるのが四十肩・五十肩です。
肩の痛みを訴えて、病院でレントゲンを撮ったり、MRI、超音波検査を行っても何も異常が認められないことがありますが、
そういった画像診断等には限界があるんです。
しかし、ミクロレベルで見ていくと確実に炎症が起こっているはずであり、
また、長い時間をかけて痛みが引いていくのも四十肩・五十肩の特徴です。
長年の炎症の積み重ねによって起こる四十肩・五十肩ですが、その原因の一つとして考えられるのが「肩関節のズレ」
意識せずにまっすぐ立ってみて下さい。
真横から見た時に、肩関節のズレがある人は両手が体の真横より前に来ていると思います。
肩関節の位置が正しいと手は体の真横に来ます。
通常、肩を含む関節という場所は「関節包」というクッション材のようなもので包まれています。
これがあることで関節を動かした時に痛みなく、スムーズに動かせるのです。
関節のつなぎ目は「滑液」という液体で満たされており、それが関節包によってくるまれています。
指をポキポキ鳴らす人がいます。
これは関節のつなぎ目は引き離されますが、滑液の量はそのままなので関節包内の圧力が一気に下がり、
滑液の中に二酸化炭素などのガスが貯まり、ガスが弾けて鳴る音です。
このガスが弾ける瞬間、そこにはものすごい圧力がかかるので、やり過ぎは関節を痛めることになってしまいます。
そんな関節包ですが、肩関節は他の関節と違い、関節包でくるまれている部分がごく一部だけなのです。
したがって、もともと肩関節周囲はこすれる刺激に弱く、損傷しやすいのです
また、肩関節はそのつなぎ目がズレやすい構造となっており、
肩関節が前側にずれた「前肩」になっていると、関節周囲の組織がつねに摩擦を受け、
その刺激が長期間積み重なると、炎症を起こします
現代人は猫背の状態で長時間パソコン仕事をすることが多く、いつのまにか「前肩」でいることが当たり前になってしまっています。
当院ではそういった事が原因となっている肩関節の痛みを改善し、ご家庭でも簡単にできるストレッチもお教えします
HPやこんきくらぶからの予約でお得に施術を受けられますので、お電話お待ちしております