肩甲骨はがし~そもそも肩甲骨とは~
2019/09/18
皆さん、こんにちは!心楽スタッフの近藤です
「肩甲骨はがし」
聞いたことありますか❔
皆さんに肩甲骨はがしについてお伝えしたいのですが、まずは肩甲骨のお話からしますね
そもそも肩甲骨とは、背中から肋骨を覆っている三角状の形をした大きな骨のことです。
肩甲骨は人体のパーツの中でも可動域が広いパーツの一つです。
なぜ、広い可動域を確保できるのか・・・
それは肩甲骨が胴体の他の部分とのつながりが薄く、独立した構造となっているからです
また、肩甲骨は大小様々な筋肉で支えられており、その数は34にも及びます
34の筋肉で支えられているため、肩甲骨は背中から浮いた状態にあるといえます。
この筋肉は肩甲骨を支えるだけでなく、背骨、肋骨、上腕、骨盤といったあらゆるところと繋がりを持っています。
この肩甲骨ですが、本来自由に動くことができます。それが正常な状態です。
しかし、長時間のPC作業、スマホの操作など猫背になりやすい状態が続くと、
肩甲骨が横に広がりを持ってしまいます
鏡を見た時に肩の高さが左右で違う人いると思います。
重たい荷物を持つ時、どちらかの手を中心に持ってしまう人。
カバンを肩にかける時、いつも決まった方の肩にかけてしまう人。
まっすぐ立っているつもりでも、片方の足に体重がかかっている人。
それ、体が歪んじゃいますよ
また、上記の身体的な影響だけでなく、心的な影響もあるのです。
ストレスが貯まると、肩は内側に入ってしまいます。
そうなると背中が丸まってしまい、肩甲骨がハの字に広がってしまい、胸の中心が圧迫されてしまいます。
この状態が続くと、呼吸が浅くなったり、内臓が圧迫されてしまい、胃腸の不調等が起こりやすくなってしまいます
体に歪みが生じた状態では肩甲骨周辺の筋肉が硬直してしまいます。
結果、肩周りの可動域が狭くなり、動きが悪くなってしまいます。
肩こり、頭痛、耳鳴り、めまい、自律神経失調症といった症状を引き起こしてしまうのです。
肩甲骨の可動域を保つ重要性がわかって頂けたでしょうか❔
次回は可動域を失ってしまった肩甲骨 = 肩甲骨が背中に張り付いた状態
を改善する肩甲骨はがしについてお伝えします