ゴールデンエイジって知っていますか?③
2019/08/27
こんにちは(^O^)/心楽の山内です
ゴールデンエイジについてのお話も3回目になりました。
前回の記事をまだご覧になっていない方はコチラから?パート① ?パート②
今回の記事はなぜ今頃になってゴールデンエイジというワードが注目されるようになったのかについて書きたいと思います。
注目されるようになった訳は『外遊び』の時間と質が変わった
昭和~平成にかけては子供の外での遊びが、ゴールデンエイジ期に必要な運動そのものでした。
前回の記事で記述した通り近年、外で遊ぶ子供が少なってきているという現状から、
「ゴールデンエイジ期にこのような運動が必要」と啓蒙する声が上がっています。
これは日本のみならず、先進国共通の現象で、スポーツ界の悩みでもあります。
調査によると子供が外で遊ぶ時間は35年で半減しているそうです。
また昔に比べ、外で遊ぶにしても危険な事を避ける風潮が非常に強く、社会全体にも浸透し、
遊具などもここ数年で大きく変わりました。特に今の30代や40代の方は感じておられるのではないでしょうか?
結果、今の外遊びは『運動』の変わりと呼べるほど遠くなりつつあります。
ゴールデンエイジ期は親が何気なく環境を整えてあげましょう❗
この時期を有意義に過ごすかどうかは、大人(親)の関わり方が重要です。
なぜなら、子どもたちは自分で❝ゴールデンエイジ❞を意識することはないからです。
大人が良い方向へ導いてあげましょう!
特にプレ・ゴールデンエイジは様々な運動をさせてあげましょう♪
なぜなら一つの動作で一つの神経回路がつくられ、それが多面的・多層的な回路に発達するからです。
多面的・多層的な回路とは、園児の『ボール投げ』という動作でイメージすると・・・
「ボールを自分の真上に投げる」という一つの動作をしてみます。
経験がなければ最初は2~3メートル離れた所に落ちてしまうでしょう。
次は、「ボールを真上に投げ、頭の上でキャッチする」に変えてそれが出来たら
さらに次は、「ボールを真上に投げ、手を叩いてから、頭の上でキャッチする」
このように難易度を上げ、動作が自然に出来るようになれば
成長して一つのスポーツに特化した時に専門的な技術を速く覚え、高いレベルに引き上げる事が出来ます。
プレ・ゴールデンエイジでは、運動の種類・量を増やし、運動の基本をしっかり身につけ、
次に来るゴールデンエイジに備えましょう!!
如何でしたでしょうか?次回は最終回ゴールデンエイジ期についてお話したいと思います。
人は変わろうと思えば誰でも変われます。その姿勢や体型・痛み、諦めずに当院におまかせください。
患者様の変わろうとする意思を尊重し、私達は全力でサポート致します。