寝具の選び方
2019/08/24
皆さん、こんにちは!!心楽スタッフの近藤です
前回は睡眠の基本姿勢ということで、質の良い睡眠を得るための姿勢についてお話しました。
今日は睡眠を取る時に必ず使用する寝具の選び方についてです
質の良い睡眠を得るには、質の良い寝具を選ぶことが重要です
腰が沈み過ぎるベッドや、高過ぎたり横幅が短過ぎたりする枕だと、寝返りのたびに交感神経が刺激されてしまいます。
睡眠時は交感神経を休め、副交感神経を優位にする必要があるのに、これでは逆効果です
1.寝返りのしやすいベッド
一度の睡眠で何度も起きる寝返り。
これは硬めのベッドの方が腰が沈まず、寝返りが打ちやすく、神経への刺激も少なくすみます
スムーズな寝返りを打つことで、安定した睡眠が続きます
2.肩への圧迫
硬めのベッドは横向きになった時の肩への圧迫があります。
肩の設置する部分を、面では硬く支え、点では沈む構造の寝具を選べば肩への負担が少なくすみます
3.下半身への負担
かかと、足首というのは日常生活で常に大きな負荷がかかっているところです
かかとの沈み込みがあればアキレス腱に負担がかかるため、かかとをしっかりと支え、膝への負担が軽減されるように少し曲げた姿勢。
これが下半身への負担を軽減する姿勢ですので、足枕というのもポイントの一つになってきます
4.頚椎への負担
頚椎から頭部をアーチ状に支えるだけでは、
頭蓋骨に入ってしまっている「一番端にある頸椎(頸椎の一番)」を支えることができず、不十分です。
硬めの2つの山がある枕を選び、その山で頭部と肩を支えることで、全ての頚椎がストレスフリーの状態になります
以上の点に注意して寝具を選んでみて下さい
当院にはそういった要素を満たした枕・マットレス・足枕があります
次回はその寝具の紹介をさせていただこうと思っています