睡眠の基本姿勢
2019/08/22
皆さん、こんにちは!!心楽スタッフの近藤です
突然ですが、「寝る時の姿勢」を意識したことはありますか❔
寝やすいからといって取っている姿勢があなたのカラダにダメージを残していることも・・・
睡眠は体を回復させるものであるのに、起きた時全身ガチガチ❗なんて経験ないですか❔
その原因、寝る姿勢にあるかもしれません。
質の良い睡眠を手に入れるためには副交感神経を優位にすること、深部体温を下げることの2点があげられます。
1.副交感神経を優位にする
日中に活発に働いていた交感神経を休め、リラックスする時に働く副交感神経を優位にする必要があります。
夜中にトイレで目が覚めてしまうのは交感神経のスイッチが切れていないからです。
2.深部体温を下げる
深部体温とは、内臓などの体の中の温度のこと。
深部体温が下がることが眠りのサインであり、入眠時には手足から放熱され、深部体温を下げています。
つまり、質の良い睡眠を得るには、副交感神経への切り替えや、深部体温が下がるリズムを妨げないことが重要なのです
体が圧迫されると、神経も圧迫され、交感神経の緊張に繋がります。
また、圧迫されることにより血行が悪くなり、手足からの放熱がうまくいきません
そこで、体を圧迫せず、手足の放熱を促す「仰向けによる大の字姿勢」が基本的な姿勢としてあげられます
仰向けになることで、背骨がニュートラルな姿勢を取ることができ、また、腰への負担も軽減しやすいです
手足を広げることにより、脇の下、股の間の熱を放出しやすくなります
血行を良くするために足の下にクッションなどを置き、足を少しあげるのも効果的です
もちろん、例外はあり、いびきや睡眠時無呼吸症候群の方は仰向けで寝ると舌が気道を塞ぎやすいため、
横向きで寝るほうがよいので注意して下さい。
体への負担が少なく、質のよい睡眠を得るための理想の姿勢がわかったので、
次回は寝る時に必ず使用する寝具の選び方についてお話しようと思います