夏のお肌トラブル~紫外線量とUVA・UVB~
2019/08/21
皆さん、こんにちは!心楽スタッフの近藤です
お盆休みいかが過ごされましたか❔お盆明けはあまり天気の良くない日が続いていますね
それでもまだまだ暑いので頑張って乗り越えましょう
さて、前回までは夏のお肌トラブルの予防編とアフターケア編という形で夏の紫外線対策をお話してきました。
今回は、夏に気になる紫外線が年間で一番多いのはどの時期なのか、また、UVA・UVBという紫外線の種類についてお話します
年間で一番多い紫外線は「5月~8月」の梅雨前~夏の終りにかけてです
あくまで、「多い紫外線が5月~8月」なのであって、それ以外の月で紫外線が全く降り注がないというわけではありません。
また、時間帯や天候によっても変わります。
晴れの日の紫外線が強いイメージですが、曇りの日でも油断できません
曇りの日でも晴れの日の90%の紫外線があるので、しっかりとした日焼け対策が必要です
また、紫外線は上から降り注ぐだけでなく、地面や壁にあたって反射をするため、常に紫外線に晒されているといっても過言ではありません。
紫外線を浴びるとお肌はダメージを受けますが、お肌に表れる影響はUVAとUVBで違います。
UVA・・・地表に届く紫外線の95%を占める
天候に左右されることはあまりなく、雨の日でも風の日でも降り注ぐ。
また、窓ガラスなども突き抜けるため、家の中、車の中にも降り注ぐ。
表皮だけでなく、肌の奥の真皮にも到達する。
これ自体のエネルギーは弱いが、ゆっくり肌の奥にまで浸透し、真皮にあるコラーゲンを破壊する
結果、シワ・タルミといった、肌の老化を引き起こす
UVB・・・地表に届く紫外線の5%を占める
肌の表面で吸収され、肌の奥の真皮にまで到達することはほとんどない。
表皮のDNAや細胞膜を破壊し、UVAよりも強いエネルギーを持つ
結果、肌が赤くなるヤケド・色素が沈着して黒くなるなどの肌トラブル、シミ・ソバカスの原因に
それぞれ特徴があり、お肌への影響も違うものがあります。
UVA・UVB両者の対策は日焼け止めをこまめに塗り、帽子、日傘、サングラスで防ぐことです
UVAに対してはPA値の高い日焼け止めを、UVBに対してはSPF値の高い日焼け止めを塗ることをオススメします